今や一家に一台と言っても良いほど普及しているWi-Fiルーターですが、機種が多すぎてどれを買えばいいのか悩んでしまう事はないですか?
そこで今回は「どれを買うべきか」ではなく「どれを買うべきでないか」という視点でWi-Fiルーターを選んでみようと思います。当たりハズレの多いWi-Fiルーターですが、これから説明する項目に当てはまらないものを選択すれば、失敗する可能性はかなり減るのでないかと思います。
(筆者比ですが(汗))
目次
こんなWi-Fiルーターは買ってはいけない!
高価格帯のものは選ばない
物を買うときの考え方に「高いものを買っておけば間違いない」というがあると思いますが、Wi-Fiルーターについては、それは全く当てはまりません。
高価格帯の機種には最新機能が搭載されていることが多いのですが、ほとんどの機能が「未完成」のまま発売されている事が多いです。「安定しない」とか「切れる」というトラブルが出やすいです。
「高い方が長持ちするのでは?」と言う話もありますが、正直2~3万円程度のルーターでは5千円のルーターと耐久性に差はありません。もし会社用のルーターなどで耐久性を求めるなら最低5万円ぐらいの業務用ルーターを購入すべきです。
セキュリティ機能付きは選ばない
上記のようなセキュリティ機能を売りにしているWi-Fiルーターがあります。
確かにちゃんと動けば良い機能ではありますが、結構な確率でちゃんと動かない事が多いです。
「パソコンやスマホに侵入される手前でブロックする」
という仕組みは大変良いと思うのですが、過去の経験としてネットが遅くなる、安定しないというトラブルが出やすいです。
もちろん全部ではないですが、こういう話がちょくちょく出ます(汗)
また、この手の機能は提供メーカーの有料オプションになっている事が多いため、ほとんどの方は結局課金しないまま無駄に可能性が高いです。
もし、それでも購入するという場合は、自分でその機能をオフにできるかよく確認してから購入しましょう。
箱の「対応間取り」を信じて選ばない
Wi-Fiルーターの箱を見ると「3階対応」とか「4LDK対応」とか書かれていますが、全く当てになりません。特に「3階対応」は当てにならない事が多いです。
家全体でWi-Fiが必要になりがりなこのご時世。2LDKの賃貸アパートでもない限り複数台設置できるメッシュWi-Fiを検討しておいた方が良いです。
最近は後からメッシュWi-Fiに対応できるルーターもありますので、機種選びの際にチェックしておくと安心です。(まずは1台購入して、物足りなければ買い足し)
メッシュWi-Fiについては以下記事でも紹介しています。
Wi-Fi6は選ばない
2022年時点での話ではありますが、今のところWi-Fi6を購入して価格相応の恩恵がある人は少ないと思います。次回買い替える3~5年後にはWi-Fi6が当たり前になっていると思いますので、Wi-Fi6を使うのはその時でも十分です。
Wi-Fi6を我慢すれば、コスパの高い機種がたくさん選べるのもメリットですね。
【2022年】筆者がおすすめするWi-Fiルーター
上記の条件を踏まえて、筆者が現時点でおすすめするルーターは下記の2機種です。
PA-WG1200HP4
おすすめポイント
- 価格が安い
- メッシュWi-Fiに対応している
- この型のシリーズは基本設計が古い分、バグが少ない可能性が高い
- 余計なセキュリティ機能はついていない
Deco M4
おすすめポイント
- メッシュWi-Fi専用機種で最安値
- Wi-Fiルーターらしくからぬデザイン(おしゃれ)
- 余計なセキュリティ機能はついていない
- 筆者も愛用中。数年間トラブルなし。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回おすすめ機種としてNECとtp-linkをご紹介しましたが、もちろんその他メーカーでも良いルーターはたくさんありますし、他がダメということではありませんが、筆者の好みで書かせてもらいました。
もし他の機種で選択する場合は、だいたい5千円~7千円ぐらいの機種がコストパフォーマンスが高く、失敗しにくい機種が多いと思います。
それ以下だと性能や耐久性が低かったり、逆にそれ以上だと無駄な機能にお金を払う事が増える可能性が高いです。
みなさんのWi-Fiルーター選びの参考になれば幸いです。
コメント